賢治のネーミングがすごすぎる件
ソンバーユ将軍。リンパー先生にリンポー先生。
宮沢賢治のネーミングセンスがすごすぎる。
うんと、ソンバーユ将軍てひとがいたんですね。長い長い戦争から帰ってきて。
そしたら、あまりに長い行軍が影響してか、馬に体がぴったりくっついちゃって、とれなくなっちゃったんです。
それで、リンパー先生とリンプー先生と、それからリンポー先生、っていう三人のお医者にかかって、なんとか事なきを得ました、っていう。
まあそれだけの話なんですけど✨
リンパがどうこう、夫としょーもない話をしていて思い出した童話。童話?
キンドルで全集買って読み返しました。
なんか、馬の尻尾からすなぼこりの?カタマリがどさっと落ちるシーンとか。医者のところで「弟子がうやうやしく布巾をかけて持ってくる」赤い餅とか。そういう細部の描写がいいですね。なつかしい。
北守将軍と三人の医者。そんなタイトルでした。
しっかし今年の肌の乾燥は半端じゃないです。
ワタシもリンパー先生にかかりたい☺